裏山のてっぺんには畑があります。
ここはオットの兄が相続しました。
オットの兄は父親の名義のものは全部長男の自分のものだと言い、もめたことがありました。
オットはどんなに意地の悪いことをされても、いつも一歩引いて譲ってきました。
手に余るのが目に見えていたからか、頭を下げるまで一切手伝わず待ちました。
そして、ついにその日はやってきたのです。
できないからやって欲しい、と。
私たち夫婦はここを畑にすると決めました。
とにかくやってみよう。やってみてだめだったら、その時考えよう。
義兄のように嫁が全く手伝わず、ひとりぼっちだったなら、嫌にもなりますね…
春に始める畑。
まずは、ジャガイモから。
昨年作った男爵とメークインを。
それから里芋、八ッ頭、別の場所にあったウドを掘り上げて株分けをし、植え付けました。
あっという間に畑らしくなり、ここに家族で来ることも増えました。
ウドを植え直していると、山桜の花びらがヒラヒラと舞ってきて、それはそれは綺麗でした。
つい先日、ジャガイモが芽を出しているのを見つけました。
昨年までは草むらだったのに…
草を刈り、土を耕し、堆肥を入れ、イモを植える。
私にはこの小さな芽が希望に満ちて、輝いて見えるのです。






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